循環器科
診療科の説明
現在、獣医療の向上により、犬猫の寿命が延長したことで、様々な心疾患に罹患する動物が増えてきました。
単に心疾患といえども、弁膜症・心筋症・先天性心疾患・不整脈・心臓腫瘍など様々な病気があり、診断/治療には様々な技術や知識を要します。
残念ながら、心疾患は完治できる病気ではなく、生涯付き合っていくことが多い病気です。だからこそ、ご家族との健康かつ幸せな時間を少しでも長く維持できるよう、それぞれの子に合わせた最適な治療をご提供いたします。
対象となる症状
・咳
・呼吸が苦しい/はやい
・チアノーゼ
・疲れやすい
・突然、倒れた(ふらつき、失神)
・おなかが膨らんでいる
など
担当医
湯地 勇之輔
循環器科診療を担当させていただいております、湯地 勇之輔と申します。
獣医大学を卒業後、大学院に進学し心臓病に関する研究を行ってきました。
また、大学院在籍時から現在まで、大学病院 循環器科の診療に携わり、常に最新の知見や技術を取り入れられるよう努めております。
経歴
2019年 日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医学科 卒業、獣医師免許取得
2019年 日本獣医生命科学大学 大学院生命科学研究科 入学
2022年 博士(獣医学)取得
2022年 日本獣医生命科学大学 大学院特別研究生
2022年 ガーデン動物病院 入職
診療可能日
月・水・(金)・土
診断治療の流れ
問診
まず、心臓病に関連する症状の詳細なカウンセリングを行います。緊急を要する可能性がある場合は、先に処置をさせていただくことがあります。
心疾患の多くは、心雑音やリズム不整を呈することがあるため、聴診により心臓病の推定や必要となる検査の選定を行います。
検査
①X線検査
心臓サイズの評価や、心臓病の進行に伴う心不全(肺水腫や胸水、腹水貯留など)の評価を行います。
②心電図検査
ふらつきや失神を呈する場合、不整脈の検出のために実施します。
何かしらのきっかけで失神を繰り返す場合は、ご自宅にて24時間心電図測定(ホルター心電図検査)を実施する可能性もあります。
③血圧測定
心臓病と血圧には密接な関係があり、心臓病により高血圧や低血圧になることもあれば、血圧の異常が心臓に悪影響を及ぼすこともあります。そのため、後述する心臓超音波検査による心臓の形態や機能評価とともに実施することが多いです。
④心臓超音波検査(心エコー図検査)
心臓の形態や動き、血流の評価をリアルタイムで行います。動物を専用の台の上で左右に寝かせて、プローブを胸壁に当てることで検査を行います。基本的に、鎮静薬や麻酔薬は使用せずに検査を行います。
診断
上記検査結果に基づいて、心臓病の診断をいたします。循環器検査の内容は難しいことも多いため、専用の書面を用いてご説明いたします。ご不明な点がある場合は、説明の途中でも構いませんので、いつでもお聞きください。
治療
心臓病の治療薬は血管拡張薬や強心薬、利尿薬など様々な薬剤があります。その子の状態とご家族の生活環境に合わせた最適な治療をご提案いたします。本院での治療が難しく、特別な設備環境を要する場合は、二次施設と連携して治療させていただく可能性があります。あらかじめご了承ください。
心臓病は定期的な検査が非常に重要です。治療開始直後は短いスパン(2週間後程度)で治療効果判定を行わせていただきます。治療により心臓病が安定した際は、検査スパンを延ばして経過観察いたします。犬猫が過剰に緊張しやすく、循環器精査にリスクを伴う場合は、必要に応じて次回以降の検査日に服用していただく鎮静薬を追加処方させていただく可能性があります。
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