画像診断科
画像診断科について
画像診断科では、動物たちの病気を早期に発見し、正確な診断と的確な治療につなげるため、幅広い検査機器を取りそろえています。一般的な超音波検査(エコー)、レントゲン、内視鏡はもちろんのこと、CT、Cアーム(透視装置)、腹腔鏡といった高度な医療機器も完備しており、体内の状態をより詳細に把握することが可能です。これらの設備により、外科手術前の精密検査や、目に見えない異常の早期発見、低侵襲な検査・処置が実現します。専門知識を持った獣医師がひとつひとつ丁寧に対応し、検査結果をわかりやすくご説明いたします。大切なご家族である動物たちに、安心で質の高い医療を提供できるよう努めています。
CTについて
CT検査とは、X線を使って体の内部を様々な角度から撮影し、断層画像として立体的に再構成する検査です。レントゲンや超音波検査では見えにくい臓器や骨の状態を詳しく調べることができ、より正確な診断に役立ちます。当院では、80列マルチスライスCTを導入しており、短時間で高精度な撮影が可能です。CT検査は全身麻酔をかけて行うことが多いですが、状態や検査部位によっては無麻酔や鎮静のみで実施できる場合もあります。当院では、動物の状態によって適切な検査方法を選択しています。
適用例
・腫瘍の確認(大きさ、位置、転移の有無など)
・呼吸の異常(鼻づまり、咳など)
・神経症状(けいれん、ふらつきなど)
・脊椎、骨、関節の異常(椎間板ヘルニア、骨折、脱臼など)
・消化管内異物
・泌尿器の異常(尿管結石、膀胱結石など)
・門脈シャントの診断
・手術前の精密検査および手術計画、術中確認など
レントゲン、エコー、Cアームについて
レントゲン検査はX線を使って体の中を1枚の画像にする検査です。痛みはなく、短時間で行えるため動物の負担が少ない検査です。
超音波検査は超音波を使って体の中をリアルタイムに観察する画像検査です。主に心臓や腹部臓器の内部構造や動きを詳しくみることができます。痛みや被曝がなく、動物にもやさしい検査方法です。
Cアーム検査はC字型のX線装置を使ってリアルタイムで体内の様子を透視する検査です。レントゲンやCTとは異なり動かしている状態や処置中の様子をその場で映し出すことができるため、整形外科などの手術中にも使用されます。
適用例
レントゲン検査
・骨折や関節の異常の確認
・胸部(心臓、肺)や腹部臓器の評価
・消化管内異物の確認
・消化管や尿路造影検査 など
超音波検査
・心臓の形や動きの評価
・腹部臓器の詳細な検査
・腫瘍の大きさや内部構造の確認 など
Cアーム検査
・門脈シャントやSUB設置手術中の造影検査
・整形外科手術中の骨の位置確認
・消化管造影検査(通過障害、構造異常の評価) など
内視鏡、腹腔鏡について
内視鏡検査とは、細長いチューブ状のカメラを用いて消化管内など体内の状態を直接モニターで観察する検査です。検査時には専用の器具を用いて組織の採取や異物の摘出も行えます。お腹を空けることなく処置ができるため動物への負担が少なく検査や処置が行えます。
腹腔鏡は皮膚に小さな切開を加えカメラと専用の手術器具を挿入し、体内を観察しながら処置できる内視鏡機器です。従来の開腹手術に比べて視野が拡大されることでより安全で正確な操作が可能となり、また切開創が小さく済むため動物への負担軽減にもつながります。
適用例
内視鏡
・誤飲した異物の摘出
・慢性的な嘔吐や下痢の原因精査
・消化管や鼻腔の腫瘍・炎症の観察と組織検査
・気管や肺の異常の確認 など
腹腔鏡
・避妊手術や潜在精巣の摘出
・肝臓の組織生検
・腹腔内や胸腔内腫瘍の生検
・胆嚢摘出術 など
症例紹介
CONTACT
お問い合わせ
お問い合わせやご依頼は、お電話から受け付けております。
お電話はこちら
ACCESS
アクセス








