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短頭種気道症候群

短頭種気道症候群

2025年8月1日

  • 外科

  • 病態

    気道とは鼻、鼻甲介、鼻咽頭、喉頭、気管などの肺に通じる空気の通り道を指しますが、この気道が狭くなることで呼吸器を中心とした様々な症状を呈します。

    ・外鼻孔狭窄

    ・鼻咽頭狭窄

    ・軟口蓋過長症

    ・喉頭小嚢反転  など様々な病態を複数合併していることも多くみられます

    原因

    主に遺伝的な要因で、短頭種(イングリッシュブルドック、フレンチブルドック、パグ、ボストンテリア、シーズー等)は先天的(解剖学的)に気道が狭い傾向あり、この病態を発症しやすくなります。
    また、時に後天的な要因(肥満、炎症、加齢による組織の緩みなど)が発症要因になることもあります。

    症状

    呼吸器:いびき、呼吸が苦しそう、ガーガー/ブーブーという呼吸音
        運動不耐性(すぐ疲れてしまう) 
    消化器:嘔吐、逆流、食欲低下
    その他:十分な睡眠が取れない

    慢性的な努力呼吸により症状が悪化する慢性進行性疾患です

    治療

    【保存的治療】
    体重管理、飼育環境の温度・湿度の適切な管理、抗炎症剤などの薬物療法

    【外科的治療】
    ①軟口蓋切除術
    ②外鼻孔狭窄整復術   など各病態に合わせて実施

    軟口蓋過長症

    口腔の奥の部分で前方の硬口蓋に続く柔らかい部分が長くなってしまい、気管の入り口に被ることで呼吸を妨げてしまう状態のことを指します。

    左下の写真のように気道を妨げている軟口蓋の長い部分を切除し、右下の写真のように空気の通り道を確保する手術をします。術後、いびきや呼吸の苦しさが軽減され、熱中症予防や安眠など様々な症状が改善します。

    外鼻孔狭窄

    短頭種では先天的に外鼻孔がL字型で狭窄している場合が多く、気道抵抗を増大させてしまい、呼吸(特に吸い込み時)に大変な力がかかります。
    慢性的な吸気時努力性呼吸により喉頭嚢反転や喉頭虚脱などの二次的な異常の一因となってしまいます。

    狭い外鼻孔を拡げてあげるためにいくつか手術法はありますが、当院では垂直楔形切除術を多く実施しています。

    術後、いびきや呼吸音が顕著に改善することが多く、ご家族の満足度も高い手術です。

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